ラグビーのココがみどころ

世界最強の男たちの戦い・ブレディスローカップ ~成り立ちと歴史、今季のみどころは?

2018年10月27日、日産スタジアム‎にてブレディスローカップの第三戦、「キヤノンブレディスローカップ2018」が開催されます。

今回はブレディスローカップの成り立ちと歴史、今季のブレディスローカップのみどころを解説していきます!

ブレディスローカップとは

ブレディスローカップはラグビーの伝統国、オーストラリア代表(ワラビーズ)とニュージーランド代表(オールブラックス)との間で行われる国際対抗戦です。

ラグビーワールドカップでの対戦を除き、ワラビーズとオールブラックスの対戦試合は全てブレディスローカップに組み込まれ勝敗が競われ、年間を通して勝利数の多いチームが優勝チームとなりブレディスローカップ(優勝杯)が授与されます。

第4代ニュージーランド総督であったブレディスロー卿が両国のライバル関係を記念し、定期戦に優勝杯を寄贈したことで、大会の名称が「ブレディスローカップ」と呼ばれるようになったといわれています。

オーストラリア、ニュージーランドの両国民の間ではこの大会の優勝杯・ブレディスローカップはラグビーワールドカップの優勝杯 ウェブ・エリスカップと並んで重要視されるほど、ブレディスローカップは注目されている大会です。

各国のライバル関係

世界各国にはブレディスローカップと同じく、お互いのライバル関係を称えた対抗戦が存在します。

イングランド代表とスコットランド代表の「カルカッタカップ」、ケニア代表とウガンダ代表の「エルゴンカップ」、南アフリカとニュージーランド代表の「フリーダムカップ」、南アフリカとオーストラリア代表の「マンデラ・チャレンジプレート」、ケニアとウガンダとジンバブエの「ヴィクトリアカップ」など、毎年熱い戦いが繰り広げられています。

今季のブレディスローカップ

2017年までの優勝回数はオールブラックス45回、ワラビーズ12回。オールブラックスが勝ち越しています。

2018年10月現在の世界ランキングはオールブラックス1位、ワラビーズ7位と戦績通りですが、数字ほど実力に差はありません。

実際第一戦の前にワラビーズキャプテンのマイケル・フーパーが「ここ数年になくカップ奪還に自信を持っている」とコメントするほどワラビーズが調子が良かった状態でシーズンがスタートしました。

シドニーで行われた第一戦、前半はワラビーズの気迫のディフェンスによりほぼ互角の戦い。後半ではオールブラックスが本来のリズムを取り戻し得点を重ね、鮮やかに逆転し、結果は38-12でオールブラックスの完勝。点差は離れましたが、「是が非でも勝つ」というワラビーズの気迫のプレーが印象に残る試合でした。

迎えた第二戦、ニュージーランドのイーデンパークで行われました。前半はワラビーズも奮闘しほぼ互角、しかしながら第一戦同様、後半でオールブラックスが怒涛の攻撃を見せ結果は40-12でオールブラックスの完勝。この時点で勝ち越しが決まったため、2018年シーズンのブレディスローカップはオールブラックスの手に渡りました。

オールブラックスにとっての「イーデンパーク」

ニュージーランド最大のスタジアム、イーデンパーク。彼らのイーデンパークでの戦績はすさまじく、1994年のフランス戦以降、オールブラックスはこのスタジアムで負けていません。

ブレディスローカップだけを見ると、1986年以降、ワラビーズに18連勝しています。

ラグビー大国、ニュージーランドの国民が見守るイーデンパークでの試合は、彼らにとって「絶対に負けられない戦い」なのです。

キヤノンブレディスローカップ2018

来る2018年10月27日、日産スタジアム‎にてブレディスローカップの第三戦、「キヤノンブレディスローカップ2018」が開催されます。

第一戦、第二線のオールブラックスの勝利により、既に2018年シーズンのブレディスローカップはオールブラックスの手に渡っています。

しかしながら今季のブレディスローカップは全3戦。オールブラックスにとっては全勝による完全優勝のかかった試合、2敗しているワラビーズにとっては絶対に落とせない戦いです。

更にこの試合はラグビーワールドカップ2019™の決勝が開催される横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われるため、ラグビーワールドカップ2019の前哨戦としての意味合いもあり、両チーム気合も十分。白熱した試合になることは間違いありません。

ラグビーワールドカップ2019まであと1年を切り、気力も体力も最高潮の男たち戦い。出場選手もスター選手揃い!まさに「地球最強ラグビー」といった一戦が日本で繰り広げられます。

日本のラグビーファンのみならず、世界中が注目するビッグマッチ、是非お見逃しなく!

PAGETOP