いよいよラグビーワールドカップイヤー。出場チームは残された時間の中で着々と準備を進めています。きっと秋の横浜では熱い戦いが繰り広げられることでしょう。
今回は”魂のラグビー”と評される伝統国、アイルランド代表を紹介します!
アイルランド代表はイギリスの北アイルランドとアイルランド共和国からなるラグビーワールドカップ出場チームの中で唯一2カ国にまたがるチーム。
伝統的に、ディフェンスやスクラム等、基礎的なプレーのレベルが非常に高く、組織力で戦っていくスタイルです。
強豪国の中では比較的体が小さく、それでも全員で前へすすむ、真っ直ぐなプレーをすることから、彼らのプレーは”魂のラグビー”と呼ばれています。
派手さはないが基本に忠実。玄人好みのチームです。
2019年1月現在の世界ランキングはなんと2位!プール戦で日本代表と対戦することになる強敵です。
アイルランド代表はナショナルチームとして唯一、2カ国にまたがるチームです。
このようなチームとなっている理由はアイルランドが国として南北に分かれる前からアイルランドラグビー協会が存在していたから。
それぞれの国のサポーター同士の絆は強く、熱狂的な応援で有名です。
試合前に流される曲も国家ではなくラグビーアイルランド代表のために作られた曲「Ireland’s Call」(ホームでは国家も流されます)です。試合前に流される曲にも注目です!
アイルランド代表といえば2016年にワールドラグビーに殿堂入りした「ブライアン・オドリスコル」。
ポジションはセンター。基本に忠実で神がかったボディーバランスが特徴です。
175cmとセンターとしては恵まれない体格ながら、どの選手にも引けをとらない当たり強さがありました。
彼がボールを持ち、タックルを受けてもとにかく倒れない。倒れないで味方にボールを繋ぐことにより試合もテンポアップ。運動量も果てしなく、試合を支配するような雰囲気をもった選手でした。
現在のアイルランドはチーム史上最強と言っても過言ではないでしょう。
世界ランキング2位という数字にも出ている通り、乗りに乗っているチームです。
昨年秋には王者・オールブラックスをノートライに抑え勝利。ここ2年間のテストマッチは16勝3敗と絶好調。
ラグビーワールドカップ2019™では間違いなく強敵として、日本代表の前に立ちふさがるでしょう。
そんな”魂のラグビー”に日本代表”ブレイブ・ブロッサムズ”はどう立ち向かっていくのか、期待しましょう!