横浜ラグビー探検

第60回Y.C.&A.C. SEVENSへ行ってきました!

今回は横浜で4月に開催された7人制ラグビーの大会「第60回Y.C.&A.C. SEVENS」を横浜Y.C.&A.C.グラウンドで観戦してきたリポートをお届けします!

開催地はYC&AC(横浜カントリー&アスレティッククラブ)。創立150年以上の長い歴史を誇るクラブです。普段はグランドへは会員しか入場できませんが、この日だけは特別にどなたでも入場することが可能となっていました。(YC&ACについては、別の機会に改めてご紹介します。)

初めて入るYC&ACのグランド。ポップな音楽が流れる会場内でのアナウンスには英語と日本語が両方用いられ、そばで聞こえる会話からも随所で英語が聞こえてくるなど、異国感が感じられる楽しい雰囲気の会場でした。

また観戦当時は4月初旬だったこともあり、敷地内は桜が満開。大会のムードをより盛り上げていました。会場には、YC&ACの会員の方、出場チームの知人など、たくさんの観戦者で賑わっていました。そして、グランドではビールの販売が行われており、ビールサーバーを背負って販売する人の姿も。みんなビールを飲みながらリラックスした雰囲気で観戦しています。ラグビーファンにビール好きが多いと言われていますがが、そのことがよく分かる会場でした。

今回の会場は観戦場所がフィールドのすぐ近くにありました。その距離は目測で5m!ここまで近いと臨場感がものすごい!選手同士の声の掛け合いはもちろんハッキリ聞こえますし、選手が地面を蹴る音や、グランドに滑り込む音だけでなく、走って乱れた呼吸すらもハッキリと聞こえてきました。ときにはスライディングした選手が観戦場所に入り込んでくることもあり、ラグビーの臨場感をたっぷりを感じることができました!

試合の様子。私は7人制ラグビーを観るのは今回が初めて。7人制ラグビーは15人制ラグビーと同じサイズのフィールドで試合を行うため、スピーディな試合展開になりがちという話をよく聞きますが、実際に見て驚きました。フィールドにはたくさんのスペースが!ディフェンスにはハイレベルな技術とともに、チーム全員で協力して守ることが求められることが容易に想像できました。

しかし、どれだけ全員でフォローしあっても限界があります。留まることなくボールは動き続け、試合展開は非常にスピーディ。次々と得点が決まっていきます!

また、素人目線ではありますが、ブレイクダウンが少ないと見ていて感じました。15人制ラグビーの場合、スペースを生み出すために、ボールを持った選手が敢えてディフェンスにぶつかりに行くという印象がありますが、7人制ラグビーは無理にディフェンスにはぶつからないようにしているようで、ボールは絶えず動いている印象で、7人制ラグビーは試合展開がスピーディと言われるのがよく分かりました。

その他に15人制ラグビーとの違いとして感じたことは、ボールが絶えず動く試合展開になるため、比較的、プレイヤーはガッチリとした体格でパワーのある選手よりも、ボールを持って走れる走力のあるスラっとした選手が多いことや、スクラムは3対3(15人制ラグビーは8対8)で行われるなど。同じラグビーでも、たくさんの違いがあるのがよく分かりました。

お昼過ぎにはイベントが行われました。前が見えない被り物を被った状態でセンターラインからエンドラインに向かって走り、10秒以内にトライを決めるというもの。たくさんの子どもたちが参加していましたが、前が見えないにも関わらず全力疾走で走る子どもたち。我々大人には真似を出来ない勇敢さを感じる一幕でした。

決勝戦は夕方に行われました。対戦カードはY.C.&A.C. 対 流通経済大学。どちらも決勝戦まで勝ち上がってきたチームでしたが、試合はまさかのY.C.&A.C.の一方的な展開になりました。

試合は36-5で、Y.C.&A.C.が優勝する結果となりました。激しい試合を繰り広げた後も、試合が終わればノーサイド。お互いの健闘を称えあいます。

7分の試合時間はあっという間で、ラグビーにも馴染みの無い方でも面白く観戦できると感じました。しかし、選手たちにとっては休みの無い7分間。それを1日に何試合も行う選手たち。気力でカバーした部分もあるでしょう。その熱量をすぐ目の前で感じることのできるこの大会はラグビーを初めて観る方にはうってつけではないでしょうか。

7人制ラグビーはオリンピック競技にも採用されているだけでなく、また、7人制ラグビーの強豪15チームなどが約半年にわたって競う国際サーキット「ワールドラグビー セブンズシリーズ」では、男子セブンズ日本代表がコアチーム(シリーズ全戦に出場できるチーム)に残留できる瀬戸際にいるなど今注目すべきラグビーの一つです。今後、ラグビーワールドカップ2019™だけでなく、7人制ラグビーにも是非注目してください。

PAGETOP